2018・9 of gurim

2018・9・29
かぼちゃの花


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台風のため1日延期になり10月1日から「版画の仲間2018展」が大阪現代画廊でひらかれる。それに間に合わせるために一点木版画をつくる。
庭の隅でこぼれ種からかぼちゃの蔓が延び花が咲く。きれいな花が見られるのは朝の早いうちだけ。


2018・9・21
葡萄を描く


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一日雨が降り続いている。今日は久しぶりの「西谷絵画教室」夏休みを終えての2学期ってところ。11月の収穫祭、12月の手づくり展と出展予定が迫っている。来年は「教室展」が控えている。
皆さんと一緒に葡萄を描く。


2018・9・19
森から生まれる造形
田中勇作展


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西谷ふれあい夢プラザ展示ギャラリー9月の企画展。庭師の田中勇作さんの作品展。宝塚市の上佐曾利在住の腕のいい職人。樹木や草花に対する愛情と知識は当然深い。森で見つけたものが田中さんの手によって命を吹き込まれている。古い蔵を使ったギャラリーの真ん中に箱庭がつくられている。植物の緑がこんなにも美しかったのかと思ってしまう。

23日(日)まで 10:00~ 17:00 最終日は16:00
宝塚市大原野炭屋1-1宝塚市地域利用施設西谷会館展示ギャラリー
℡ 0797-83-5810


2018・9・17
草刈


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雨続きで畑仕事ができない。8月カラカラだった畑は9月に入って台風やら秋雨前線の停滞やらの雨で耕耘機がつかえない。雨の止み間に畦の草刈をする。草刈機の進む先に露草のブルー。



2018・9・5
平泉


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毛越寺庭園。中尊寺とともに行って見たかった場所で今は寺院が失われて庭園のみになっている。池を巡る気持ちのいい道を歩く。後ろの低い山と木々が水面にうつる。すぐ隣には観自在王院がある。奥州藤原氏が12世紀に平泉に作った極楽浄土。



2018・9・5
平泉


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平泉。一度行ってみたいと思っていたところである。新潟から岩手まで足を伸ばした。台風21号は昨夜のうちに過ぎ去った。
中尊寺参道、月見坂をやっぱり息を切らして上っていく。掃き清められた美しい道で、それほど急な坂道ではないが、体力の衰えを思い知らされる。
境内の緒堂はどれも美しい。宝物館「讃衛蔵」に入る。圧倒される。「騎師文殊菩薩及び四卷属像」に眼を奪われる。工芸品もすばらしい。「金銅幡
頭」の透かし彫りがいい。
「讃衛蔵」を出るとすぐ「金色堂」がある。ゆるやかな坂道のむこうに覆堂」が見える。ああ、ここなんだとなんだかうれしくなる。堂内に入るとそこは黄金輝く荘厳な極楽浄土。
『五月雨を降り残してや光堂」 芭蕉の句碑がある。心満たされて山を下りる。



2018・9・4
旅の宿


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新潟、宮城、山形に宿をとった。初めての土地に行くのはわくわくと楽しい。越後長野温泉、鳴子温泉、赤湯温泉。忘れないように書いておく。
朝目覚めるのが早くなっている。持ってきた本を読むのもいい。ただ、三日も旅館に泊まるとご馳走攻めにあって少々苦しい。



2018・9・3
良寛


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良寛の生まれた出雲崎に前から行ってみたかった。9月になれば夏の暑さも収まるだろうと思って出かけたのだが、台風も接近していたりで暑い。良寛記念館で良寛の真筆をみる。こんな字は書けないと思う。レプリカを買う。すぐそばの高台に上ると出雲崎の集落のむこうに佐渡がかすんでいる。
記念館の方に訊くと五合庵はここから車で50分ほどだという。海沿いに車を走らせる。寺泊を過ぎ国上山に上っていく。真言宗の古刹国上寺の敷地内に五合庵はある。本堂のあたりからしばらく細い山道を下ったところに五合庵があった。思っていたとおりのたたずまい。「たくほどに風がもてくる落ち葉かな」の句碑がある。縁側にしばらく腰掛ける。
20年ほどここで過ごした良寛は59歳で乙子神社草庵に移り住む。理由は五合庵への山坂の上り下りが老身にこたえるようになったかららしい。確かにここから麓の村に托鉢に出かけて子どもと鞠つきをするのはきびしい。
黄色く色づいた新潟平野を走って越後長野温泉に向かう。