2014・12・6
干しリンゴ
大邱がリンゴの産地とされていたが、どんどん北上して安東や聞慶や英陽郡あたりでもリンゴが盛んに栽培されている。
スニムの庵のあるところはリンゴ農家の土地だったところ。今度もスニムの庵のすぐ下でリンゴをつくっている方にお世話になった。そこで出されたのが干したりんご。これがやめられないとまらないおいしさで手がのびる。
とにかくりんごが美味。品種を聞いたら、「富士」と「信濃スイーツ」とおっしゃる。日本のものより味が濃くかんじる。
スニムは山から採ってきたという木の根っこのようなものを出して下さる。朝鮮ニンジンのような生栗のような味。体によさそうである。
テンジャンチゲのおいしい店にも行けたし、ちょっといい店で夕食もいただいた。
2014・12・4
雨花針線工房
英陽郡のスニムの庵から帰ってくると、ユン先生の工房は様変わりしていた。通りに面した大きなガラス一面に写真がはられている。入口のとびらにも工房の名前が印刷されて貼られている。
1920年代の古い写真を使っている。それはそれで雰囲気は出ている。問題はとびらの工房の名前。正しくは「雨花針線工房」なのだが、「花」の文字が「化」になっている。ユン先生は「若い人は漢字を知らないから」とそれほど気にしてはいないよう。
「雨花」とはお釈迦様が霊鷲山で法華経を説いた時、花が雨のように降り注いだという故事をいう。とても美しい言葉なのだが。
ヌビのジャケットとチョゴリに綿を入れた。
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