2011・11・22
桜のテーブル
猪名川美術協会メンバーの木工作家の方が仕事場から我家まで桜のテーブルを持ってきて下さった。
梅雨があけたら材木をもらいに行きますとおっしゃって、8月の暑いころ運んで行かれた。
韓国の寺でお坊さんにお茶をいただいて以来、長くて低いテーブルがほしいと願っていた私は、ついひとつき前に韓国の安東でお茶をいただいた時の写真まで見せて「こんなのを」とお願いした。
桜の材木は、アトリエのすぐ前の山にあった山桜で、この家に越してきて春になると愛でていたのに、台風で枝がねじきれたあと次の春は花がつかず枯れてしまったのをアトリエを作る時に伐って板にして軒下に5年ほど置いておいたもの。虫も食っていていい材料ではなかったのだがさすがに木工作家さん、私の思っていた以上のテーブルに仕上げてくださった。感謝。
山桜の切り株は笹に埋もれるようにしてまだある。
2011・11・12
落花生
もういいころかなと抜いてみた。根っこの先にびっしりとピーナッツが付いて抜けた。へー、こんなふうに実がつくのか。
実をむしって、洗って干している。
2011・11・8
立冬だというのに
暖かくて畑に出ていると気持ちがいい。朝は少し冷えたが、抜いていないトマトの実も食べられる。ラジオが今日は立冬だと教えてくれる。
夏枯れていたナスタチウムが今頃になって勢いを増している。植えた覚えのない胡瓜がぶらさがっている。アジサイもまだいける。
2011・11・4
隣家からのいただきもの
11月とは思えない暖かさ。畑しごとをしていたら柿もぎをしていた隣家の方が鈴なりの柿を枝ごと下さった。
しばらくまた作業をしていたら「ここに置いておくよ」という声。
種を下さいと頼んでおいた方が「なた豆」を畔において下さった。
2011・11・2
「京の小袖」展
京都文化博物館で特別展「京の小袖」を観る。
解説文もしっかり読む。ちょっと前までは展覧会場に入ったらせかせかと足早に回っていたのだが、このごろ少し変わってきた。落ち着いてじっくり見ることにしている。
桃山のものも、江戸のものもみんなすばらしい。退色のはげしいものもあればつい昨日つくられたように保存のよいものもある。藍染めの藍の色には注目して見た。
第2室にはいるころにはさすがに疲れてきたが、絞り、友禅、刺繍の高度な技術に驚くばかり。
京都から大阪へ。もぐら庵、池田耕治氏の印墨画書斎展にいく。
地下鉄「南森町」で降りる。
NHK大阪の制作のなつかしいドラマ『けったいな人々』で、藤田まことが南森町のうどん屋に行くという場面がよくでてきた。「南森町」と聞くとそのドラマを思い出す。高森和子もよかった。
「求里畝」の印はもぐら庵池田氏が亀岡で展覧会をされたときにつくっていただいたもの。
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