2011.11 of gurim

2011・11・26
赤い実





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天気予報をみると晴天は今日明日ぐらい。この秋最後の好天を部屋の中で過ごすのはもったいないと久しぶり近くを歩いた。たっぷり2時間、まだふつうに歩けることにほっとする。

歩いていくと、山の茂みのなかで、赤い実が光っている。








2011・11・25
日はあかあかと





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三日前に霜が降りた。急いで季節が進んでいく。
今年は山の楢の黄葉がいつもの年よりきれいではない。
家のまわりもすっかり秋から冬へ。

「あかあかと日はつれなくも秋の風」
ぱっと日が射すと山が明るくなるが、風が冷たい。





2011・11・22
桜のテーブル





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猪名川美術協会メンバーの木工作家の方が仕事場から我家まで桜のテーブルを持ってきて下さった。
梅雨があけたら材木をもらいに行きますとおっしゃって、8月の暑いころ運んで行かれた。
韓国の寺でお坊さんにお茶をいただいて以来、長くて低いテーブルがほしいと願っていた私は、ついひとつき前に韓国の安東でお茶をいただいた時の写真まで見せて「こんなのを」とお願いした。







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桜の材木は、アトリエのすぐ前の山にあった山桜で、この家に越してきて春になると愛でていたのに、台風で枝がねじきれたあと次の春は花がつかず枯れてしまったのをアトリエを作る時に伐って板にして軒下に5年ほど置いておいたもの。虫も食っていていい材料ではなかったのだがさすがに木工作家さん、私の思っていた以上のテーブルに仕上げてくださった。感謝。

山桜の切り株は笹に埋もれるようにしてまだある。



2011・11・20
篠山「種々の森」





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私の住む宝塚の西谷から後川を通って篠山に入る道がある。トンネルを抜けて篠山のほうに下ったところの「日置」にある古いお屋敷の中のギャラリーに行く。篠山の中心地から東にあたる集落。
屋敷のなかにいくつかある蔵のひとつが『種々の森』というギャラリー。そこに木版の絵葉書とポチ袋を置かせていただくことになった。

今年の三月に開業したお屋敷のなかにはレストラン『ささらい』を中心に、お菓子や服と手しごとのショップもある。

篠山までの道中、黄葉した山が美しい。



2011・11・13
泥藍





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崔玉子氏の藍の本を見ていたら、甕の底に沈殿した泥藍を布で濾している写真がある。なんで気が付かなかったのだろう。プラスチックの桶の底に溜まっていた泥藍を綿布で濾してみる。思ったより多く泥藍ができている。さてこの泥藍を使って藍建をするのはそう簡単には行かないだろうと思う。

畑では藍の種ができている。








2011・11・12
落花生





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もういいころかなと抜いてみた。根っこの先にびっしりとピーナッツが付いて抜けた。へー、こんなふうに実がつくのか。

実をむしって、洗って干している。





2011・11・9
隣家の小菊





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配布物を持って近所を歩いた。ありました。理想の小菊。こちらの畑には百日草の苗をあげた。花が終わったら株分けしてもらおう。



2011・11・8
立冬だというのに





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暖かくて畑に出ていると気持ちがいい。朝は少し冷えたが、抜いていないトマトの実も食べられる。ラジオが今日は立冬だと教えてくれる。
夏枯れていたナスタチウムが今頃になって勢いを増している。植えた覚えのない胡瓜がぶらさがっている。アジサイもまだいける。






2011・11・4
隣家からのいただきもの





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11月とは思えない暖かさ。畑しごとをしていたら柿もぎをしていた隣家の方が鈴なりの柿を枝ごと下さった。
しばらくまた作業をしていたら「ここに置いておくよ」という声。
種を下さいと頼んでおいた方が「なた豆」を畔において下さった。





2011・11・3
猪名川美術協会展





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私の住む宝塚市大原野の隣の町が川辺郡猪名川町。車で15分で猪名川町の能勢電日生中央駅。山を切り拓いてつくられた住宅地が広がる。一方、田圃と里山。人の豊かな猪名川町の美術協会に昨年から加えていただいた。年一回の協会展に出品した。
2点の立体作品はともに70代の方の作。70代になって見えてくる世界があることに気づく。60代なんかまだまだだと考えさせられる。

立体作品の後方に見えているのが私の木版画。












2011・11・2
「京の小袖」展





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京都文化博物館で特別展「京の小袖」を観る。
解説文もしっかり読む。ちょっと前までは展覧会場に入ったらせかせかと足早に回っていたのだが、このごろ少し変わってきた。落ち着いてじっくり見ることにしている。
桃山のものも、江戸のものもみんなすばらしい。退色のはげしいものもあればつい昨日つくられたように保存のよいものもある。藍染めの藍の色には注目して見た。
第2室にはいるころにはさすがに疲れてきたが、絞り、友禅、刺繍の高度な技術に驚くばかり。





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京都から大阪へ。もぐら庵、池田耕治氏の印墨画書斎展にいく。
地下鉄「南森町」で降りる。
NHK大阪の制作のなつかしいドラマ『けったいな人々』で、藤田まことが南森町のうどん屋に行くという場面がよくでてきた。「南森町」と聞くとそのドラマを思い出す。高森和子もよかった。

「求里畝」の印はもぐら庵池田氏が亀岡で展覧会をされたときにつくっていただいたもの





2011・11・1
菊香る





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小菊が欲しかった。
畑の隅で支柱にくくられて咲く小菊。

園芸店ではそういう小菊は売られていない。去年たまたま見つけた鉢植えの小菊を庭に移したら大きく育って咲いた。