2015・11・28
尚州のミョンジュ
今回の旅は「韓国布紀行」と名付けて出発した。まず向かったのが尚州の許さんの明紬工場。今回で訪ねるのは3回目。テグからのバスが到着したの尚州バスターミナル。安東からのバスが着く店村のターミナルではない。遅れて到着した私たちを社長さんと奥様が迎えに来てくださる。
日曜日なので工場は作動していなく、その分機械音のない静かな環境で社長さんの説明を聞く。今回もたっぷり明紬を購入。
庭に織りあがった明紬が干されている。それを取り込む奥様の手際のよさに感嘆。とても忙しい社長さんにかわってご子息に聞慶まで送っていただいた。旅館まで探してもらって感謝。
かわいいわんちゃんが尻尾を振って迎えてくれた。ご子息によると、北朝鮮産のめずらしい犬種なのだそうだ。
2015・11・26
ハンサン モシ
聞慶から大田、大田から舒川までバスにのる。市外バスターミナルから乗ったからかやたら時間がかかって着いた。舒川からハンサンまで車で20分ぐらい。モシの博物館に行く。ハンサンに来るのは三度目。最初に来たときには博物館はまだなくて、農家の庭先で糊つけをしているところや、糸を紡いでいるところを見せてもらった。あのときはどこらあたりに行ったのだろうか。道も良くなっていたし、駅の位置も変わっていて、25年ほど前のことは夢のように思えた。
この地でモシという美しい高級な麻が生まれたのは、力を持ったヤンバンなどの貴族階級が多く存在していたからだという。
博物館の藁屋根を葺き替えているおじさんがいた。のんびりと仕事をしていた。
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