2015・11 of gurim

2015・11・30
羅州の藍工房2

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アトリエ棟にはいくつもの部屋がある。ちょっとした染めの作業と講義ができるくらいの大きな部屋で熟柿をいただく。染色の書籍のある部屋もそこでじっくりと見せていただきたいくらいだが、ギャラリーの空間に案内される。藍染めの作品が並ぶ。深い藍の色。
外には牡蠣の殻の山。焼いて石灰にするためのもの。灰汁をとるために燃やす大豆の枝がこれまた山になっている。





2015・11・29
羅州の藍工房

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羅州の藍染めの作家を訪ねる。人間文化財の方である。そんなに気安く訪問をし泊めて貰っていいものだろうかと思いながらもご厚意に甘える。
想像していたよりずっと大きな工房。工房というより工場といってもいいくらい。ギャラリー棟と、倉庫のような藍染の工房がある。プールのような水槽で泥藍が作られる。どれだけの藍の葉が栽培されているのだろう。この甕の藍は染められる状態ですと藍液をすくって見せてくださる。藍の発酵下匂いが鼻を突く。




2015・11・28
尚州のミョンジュ

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今回の旅は「韓国布紀行」と名付けて出発した。まず向かったのが尚州の許さんの明紬工場。今回で訪ねるのは3回目。テグからのバスが到着したの尚州バスターミナル。安東からのバスが着く店村のターミナルではない。遅れて到着した私たちを社長さんと奥様が迎えに来てくださる。
日曜日なので工場は作動していなく、その分機械音のない静かな環境で社長さんの説明を聞く。今回もたっぷり明紬を購入。
庭に織りあがった明紬が干されている。それを取り込む奥様の手際のよさに感嘆。とても忙しい社長さんにかわってご子息に聞慶まで送っていただいた。旅館まで探してもらって感謝。
かわいいわんちゃんが尻尾を振って迎えてくれた。ご子息によると、北朝鮮産のめずらしい犬種なのだそうだ。




2015・11・26
ハンサン モシ

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聞慶から大田、大田から舒川までバスにのる。市外バスターミナルから乗ったからかやたら時間がかかって着いた。舒川からハンサンまで車で20分ぐらい。モシの博物館に行く。ハンサンに来るのは三度目。最初に来たときには博物館はまだなくて、農家の庭先で糊つけをしているところや、糸を紡いでいるところを見せてもらった。あのときはどこらあたりに行ったのだろうか。道も良くなっていたし、駅の位置も変わっていて、25年ほど前のことは夢のように思えた。
この地でモシという美しい高級な麻が生まれたのは、力を持ったヤンバンなどの貴族階級が多く存在していたからだという。
博物館の藁屋根を葺き替えているおじさんがいた。のんびりと仕事をしていた。


2015・11・25
ハルモニのヌビ

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慶尚道の聞慶から忠清道に入っていく。細い道を山の中に入っていく。松茸の産地らしい。住民が肩を寄せ合って暮らしているような集落。83歳になるハルモニはもう10年ほど前からヌビはやってないのだという。ときどききれいな発音の日本語が出る。国民学校の6年のときが終戦の年になる。
着古して綿が見えているヌビの上着を見せていただいた。ああ、ここまで使わなくてはと思う。ヌビをしたものを大切にしまっておくのではなくて。
庭に牡丹の大木があった。春に咲いたらさぞかし見事なことだろうと思われる。ハルモニが夫のために作ったというヌビのコートは濃い牡丹色だった。



2015・11・24
韓国の旅

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この秋の韓国は暖かかった。11月14日から22日までの約一週間、彼の国に行って来た。キーンと澄み切った青空の乾燥した空気を思って厚着をして出かけたのだが連日しとしとと雨。
紅葉もまだまだ美しかった。聞慶のバスターミナルの桜も葉を残していた。




2015・11・11
干し柿


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乾いた空気の日が続いてきれいに仕上がっていたのだが、暖かい雨でカビが出そうに生ったので取り込んで冷凍することに。食べてみると柔らかくて美味しい。粉はふいていないけれどかびるよりはいい。




2015・11・8
ヌビ チョッキ


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生野区桃谷のコリアタウンにある「ヨンカフェ」でおこなわれたヌビの展示会は八日最終日をむかえた。この日はあいにくの雨。街が雨に濡れるのを見るのもいいものだ。今日の雨は冷たい雨ではなかった。
期間中、本当に多くの方にお出でいただき感謝申し上げます。遠方からも、また箕面につづいてきてくださった方も多くいらっしゃって有難かったです。厚くお礼申し上げます。

会場で着ようと慌てて作ったチョッキ。綿とミョンジュで作った。綿は栗で染めた。着ていると軽くて暖かい。




2015・11・6
名残りのダリア


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あたたかい日が続く。名残りというより今を盛りと咲いているダリア。




2015・11・4
カリン


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12月におこなう「西谷の手づくり展」のフライヤーにつかう写真を撮る。山に自生する蔓で篭を編んでる方の作品を借りてきた。その時カリンをどっさりいただいた。部屋の中でやわらかい香りがしている。