2018・8 of gurim

2018・8・21
時中さんの書刻展


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韓国、星州の書刻家 時中李永守氏の展覧会が開かれる。
8月30日(木)~9月4日(火) 10:00-20:00
京王百貨店 新宿店6階 問い合わせ 080-4140-0320

昨年、時中さんの書刻が京都法然院の境内のギャラリーで日本で始めて展示された。深い感銘を与えたのがちょうど一年前のことになる。お手伝いさせていただいた事を有難く思う。
今回も、東京で多くの方が時中さんの書刻に魅了されることだろう。



2018・8・16
葡萄と李


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木版画新作。大汗かいて刷り上げた。笠岡から届いた葡萄を描いてみる。葡萄は美しい。



2018・8・12
糸のみほとけ


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「日韓ぐるタメフェス」の会場から、その足で奈良へ。奈良国立博物館で開かれている繍仏の展覧会「糸のみほとけ」。こんな世界があったとは知らなかった。5時前に入館、7時までだから充分観ることができると思っていたのだが、圧倒的な質と量の展示物に「あと30分で終了いたします」というアナウンスを聞いたときは半分も見ていなかった。
あの当麻寺の「綴織當麻寺曼荼羅」がある。中宮寺の「天寿国繍帳」がある。
一刺し一刺し、気の遠くなるような作業、さまざまな刺繍の技法、展示物の前で「うーん」とうなって圧倒されるばかりであった。心ひかれたのは、刺繍善導大師像である。中国浄土教の高僧である。背景に使われている緑の色が深い。

博物館を出るとまだ昼間の熱さが残っている。夜になっているのにやたら人が出ている。お祭りでもあるのだろうか。興福寺の前を通って、近鉄の駅まで人出は続いていた。



2018・8・12
日韓ぐるタメフェス


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「日韓ぐるタメフェス」という催しに行ってきた。行ったことのなかった大阪市の南の方、港の近くである。この催しに韓国尚州から許さんがこられている。お世話になっているミョンジュという韓国の絹織物のの織元の許さんである。会場に許さんのブースがあり、蚕の繭から糸をとる実演なんかをされている。久しぶりの再会を喜ぶ。聞けばこの間アメリカとベトナムで展示会をやられたという。精力的である。許さんの柿渋と藍で染められたシルクをいただく。



2018・8・4
泥藍をつくる


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炎暑である。朝涼しいうちに畑に出て藍を刈る。藍の葉をネットに入れて大きなポリ容器に詰め、水を張る。一晩置くと水は青緑いろになる。もう一晩置くと青緑色は濃さを増す。ネットをひきあげてポリ容器に消石灰をいれて撹拌し、沈殿したものが泥藍である。



2018・8・2
ラコリーナ近江八幡


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佐川美術館から車で30分、ラコリーナ近江八幡に行く。琵琶湖畔を気持ちよく車に揺られる。水泳場の松林が美しい。「たねや」の店である。同行のみなさんは「たねや」のお菓子を良くご存知である。駐車場から建物まで笹の原っぱを通っていく。建物は屋根が草に覆われている。広大な敷地のなかはどこへ行っても「へー」と感嘆の声が漏れる。お菓子は買わなかったけれどすっかり気に入ってまた来ようと思ってしまうようなところである。ところどころに置かれた草花がいい。庭が稲田になっていて、雀おどしなんかがある。周囲に他の建物がいっさいなくて青空と山しか目にはいらない。うーんなかなかやるなって感じである。



2018・8・1
佐川美術館


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西谷絵画教室の遠足と称して佐川美術館に行く。今、田中一村の展覧会がおこなわれている。宝塚の西谷から車でい時間半で着く。琵琶湖大橋を渡って守山市にある美術館へ。田中一村展、思っていたより大勢の人でにぎわっている。田中一村の初期の作品から奄美時代の作品まで充実した内容。じっくり時間をかけて見た。平山郁夫と楽吉左衛門の方は駆け足で。それでもいい時間を過ごすことができた。