2012.4 of gurim

2012・4・29
岩茶





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篠山の城の堀のそばにある中国茶の店で岩茶をいただいた。「いわちゃ」ですかときくと「がんちゃ」といいますと教えてくださる。福建省の武夷山でとれるお茶だそうだ。
4種類の銘柄をそれぞれ注文して少しづつ味見した。その中で際立った味がしたのが「鳳凰水仙」。フルーツの味がする。何の味だろうと考えていたらマスカットの味がしませんかと店の方がおっしゃる。そう、それ。
茶葉を買って帰ってきた。店で出されたようにそれらしくセットしてみる。

篠山に行くとよく買う「香り番茶」という番茶がある。岩茶もいいけれどこのお茶もいい。






2012・4・28
染める





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藍の葉を乾燥させたもので染める。一晩水につけておいたものを庭で煮立てる。いきなりの夏日。汗だくになって作業する。苛性ソーダとハイドロを入れてPHを11にして・・・。木綿は青くなるが絹は青磁色になる。
梅の枝を刻んで染める。アルミ媒染でやわらかい色がでる。






2012・4・25
紫木蓮





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紫木蓮が陽にかがやく。木も大きくなって今年はたくさんの花をつけた。






2012・4・24
菊桃





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家の二階から見る菊桃。菊桃の咲くころになると陽射し強くなってくる。一雨ごとに緑が濃くなってくる。






2012・4・23
山吹





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山吹の咲いてるあたりがパッと明るい。
外に出してあった丹波の甕のよごれをふいて、山吹をいれる。






2012・4・22
兵庫陶芸美術館





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兵庫陶芸美術館にいく。立杭焼の今田町にある。家から30分とまあ近い。『柳宗悦と丹波の古陶』という展覧会。5月27日まで。

丹波焼について柳は「最も日本らしき品、渋さの極みを語る品、貧しさの富を示す品」と評している。ふむ、なんだか。

柳はこんなにも日本民藝館に蒐集していたのかと驚くほどの数が展示されている。なかなか見ごたえあり。







2012・4・21
ゆく春





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桜のはなびらが風に舞う。猫のヒョンビンが朝日を浴びている。
チューリップのむこうに紫木蓮が咲き、小葉の三つ葉つつじが咲いている。





2012・4・19
椿





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家の裏の山桜が満開に。花の間から葉がのぞく。花の色はピンクが少し強い。鳥の落としていった種から20年経った。

こぶりの一重の赤い椿。藪椿でもない。今年は色がいい。





2012・4・18
チューリップ





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チューリップが見ごろになった。
淡いピンクの花色の球根を植えたとばかり思っていたら少しオレンジ色がかっていた。

ちいさなキューケンホフ公園。





2012・4・17
ソメイヨシノ満開





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花ぐもりの日、家の前のソメイヨシノが満開。シデコブシも辛夷も。時期をずらして咲く山桜もあっというまに開くだろう。






2012・4・16
惜春季 三文塾





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満開の桜を見ながら三文塾に参加した。今回の講師は あまのしげ氏。
菅井 汲の助手をされていたときの話。菅井 汲がパリを拠点にヨーロッパやアメリカで活躍したことはよく知らなかった。すぐそばにいた人にしかわからない菅井 汲に関する興味深い話を聞かせていただいた。明快なフォルムの作品を生み出した菅井のストイックな生活を語ってくださった。菅井 汲には関心をもったことはなかったが画集を取り寄せてみようかなと思ってしまった春の日。




2012・4・12
夕餉のために





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一日晴天。田んぼにいつまでも残っていた昨夏の残骸をとりはらった。エンドウの蔓を誘引するために竹の先を切ったのを立てた。動くと汗ばむ。

うまく結球しなかった白菜に花がついた。つまんで食べることにする。できはわるいがワケギもぬたにしよう。葱も抜いた。

あっというまに桜がひらいた。




2012・4・11
ソメイヨシノ咲く





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家の前のソメイヨシノがやっと咲き始めた。
シデコブシも水仙もムスカリも。シデコブシは花喰い鳥に食べられている。

ここ2日ほどで野も田んぼの畦も畑も薄緑に染まってきた。







2012・4・10
西谷でつくる 展





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今日から『西谷でつくる』展がはじまった。
宝塚の北部、山間の集落「西谷」で制作をおこなっている美術家たちが集合。
旧家の蔵の中の展示ギャラリー。なかなかの出足。

DMをつくり、市の広報にも載せ、新聞折込ちらしをいれ、昨日はFM宝塚まででかけてしゃべってきた。その時のパーソナリティが中学のとき私の美術の授業をうけたという。なんだか世間は狭い。






2012・4・6
土筆





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今朝は霜。氷も張った。
展覧会が終わって、気が緩んだのか風邪をひいてしまった。なさけない。
それにしても風のさむさよ。土筆も水仙も紫花菜もカタクリもふるえている。

ソメイヨシノの蕾もやっとここまで。






2012・4・5
チョガッポ





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月に一度のヌビの作業日に来られている二人の方が作られたチョガッポ。
こういう方を素質があるというのだろう。習い始めてからそれほど時間がたっている方ではない。

昨年の暮れに安東にユン先生をお訪ねしたときの御礼だとおっしゃっていただいた。

一人の方はそのときの写真をアルバムにしてチョガッポの表紙をつけたものを。もう一人の方は膳掛けを。







2012・4・4
砥部





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三原で一泊した。
音戸の瀬戸から三原まで海岸沿いに国道185号線を走る。よく晴れた空を写して海が青い。安芸津、風早、竹原、須波と美しい地名が続く。

しまなみ海道を通って愛媛県の砥部へ。
砥部焼きのうどん鉢がほしかったのだ。販売所が三つあった。観光バスが止まっていたところと、「炎の里」という名のついたこぎれいなところと、砥部焼窯元直売所。
駐車場も狭く、店内もパッとしないが品物はこの直売所がいい。「梅山窯」の唐草模様がしっかりしたのが置かれている。

うどん鉢にされても煮物を入れられてもいいですよ。重いけどとにかく丈夫だからと店の人がいう。やはり「梅山窯」の蕎麦猪口と幼児用の飯碗を買う。おまけにと店のおじさんはデコポンを十個ほど袋にいれてくれた。







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四国路も春は遅れており、休憩したパーキングエリアに一本だけ桜がさいていた。






2012・4・3
音戸の瀬戸





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法事で広島に帰る。今年は春が遅く分水嶺というか、小さな流れしかない山間の村はやっと梅がひらいたぐらいで、4月というのに桜のつぼみは固い。「ひょうもんもどき」という絶滅危惧種の蝶がこのあたりに生息しているという話を聞く。

高校卒業して離れてしまった広島。行ったことのなかった「音戸の瀬戸」に行く。平清盛が切り拓いてここに水道をつくったことはドラマで清盛がとりあげられて知った。

高いところから音戸の瀬戸を見下ろす。船が行過ぎるのをしばらくながめていた。