2017・12 of gurim

2017・12・25
緑を染める


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カリヤスの黄色に藍を足して緑色を染める。なんとか緑色になるがどうしてムラがでてしまう。ミョンジュをきれいに藍で染めたいのだが、何度も失敗を繰り返している。
 胡桃で染めてみる。いい色が出る。

2017・12・22
西谷のキムジャン


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この冬は寒さが厳しい。今日はそんな中少し暖かい。風が無く冬の陽ざしが心地よい。ヌビの日に集まった皆さんとキムジャン。星州で学んだとおりにヤンニョンをつくった。あの味に近づいたような気がする。問題は白菜。今年も巻きが足りない。9月畑に植え付けたころは充分に期待できたのだが、やっぱり巻いてない。
キムチは白菜で決まるのだそうで、今年もまた残念なキムチになる。それでもキムジャンのお昼には茹で豚を作りたてのキムチと一緒にいただいた。

2017・12・19
第6回「西谷の手づくり展」


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西谷の手づくり展も今年で6回目になる。よく続いていると思う。新しく出品された方もいて、今回も30名を超える方々から作品を寄せていただいた。
蔵の中からこんなものが出てきたからと持ってきて下さったのは古い押絵ときめこみ細工。86歳になられる方の母親がお嫁に来た時のものだという。100年ほど前のものになる。「100年前の西谷の手づくり作品」と題して展示させてもらった。
この手づくり展を目標にまた1年作品をつくりますとおっしゃって下さる方もあり、なんだかうれしい。

2017・12・15
文化財


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7月に訪韓したときに気に入って購入して12月まで店で預かっていただいていた民画。空港で「ちょっと待って」ということになった。文化財鑑定官室という所に行くと鑑定を要するという。もし文化財としての価値が高いものならば国外持ち出しはできないという。 やはり私の眼はたしかだと喜んでいいものか。結果、文化財的な価値はございませんのでお持ち帰りくださいという。ま、あの値段で買ったもの、そんな文化財などでは当然なかったのだが、なんだか残念なな気持ちになる。
書刻作家のシジュン氏は文化財とかそんなことには関係なく、いい絵だとおっしゃる。

2017・12・13
河柳


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サードの山から下りてきた。チャメ(真桑瓜)のビニールハウス畑の間を通って星州郡の中心部も通ってシジュン氏の家まで帰ってl来る。
河柳の群落のあるところに寄ってくださる。樹齢500年のみごとな河柳が夕日にシルエットになって其の枝の隅々までくっきりとみせている。星州は朝鮮通信使が通ったばしょである。そのころにこの河柳はすでにあったことになる。
星州、まだまだ行ってみたいところがありそうな所である。


2017・12・12
サード


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シジュン氏がサードが配備されている近くまでに行ってみますかとおっしゃる。7月に星州に来た時、私がサードはどのあたりに配備されているのですかと訊いたのをシジュン氏は覚えていて下さったようだ。
禅石寺からサードがある山にむかって車は入っていく。横断幕が目に入ってきてテントもある。サード配備に反対する人たちの姿が見える。
「平和」と書かれた横断幕が目立つ。この先の山中にサードが配備されているのだ。緊張の現場である。
シジュン氏たちがつくった「ソッテ」が建てられている。


2017・12・11
胎室


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キムジャンが終わって、シジュン氏がお寺に連れて行って下さるという。「禅石寺」という寺。冬枯れた星州の山道を入っていく。お寺に行く道に「世宗大王子胎室」という道標が目に入る。お寺に参った後、すぐ近くにある「胎室文化館」なる博物館に行く。駐車場が大きくとってあって季節によっては大勢の人が来るのだろう。
胎室というのはへその緒を埋めた場所である。「世宗大王子胎室」というのはあの世宗大王の子どもたちのへその緒を埋めた場所なのである。なんでへその緒を埋める部屋を地中につくり、立派な石の構造物をその上に置くのだろうか。
小高い丘の上にある胎室の場所に上ってみる。ここは「いい気」をいただくには大変すばらしい場所だという。そいう場所に胎室をつくるのだという。
お寺に参ったのか胎室にいって「いい気」をいただいたのかわからなくなったが韓国にそういう文化があることを初めて知った。
ちなみに、その博物館の入り口に掲げられている扁額はシジュン氏が彫られたものである。うーん。


2017・12・11
キムジャン


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ソウルからKTXで大邱にきたのは、星州の方からキムジャンに誘われたからである。韓国でキムジャンを体験できるなんてこんな機会はまたとない。大邱から星州まで車で1時間ぐらい。チャメのビニールハウスが農地を埋め尽くしている。
塩漬けされた白菜にヤンニョンを塗りつけるようにまぶしていく。ヤンニョンが各家庭ごとに違っている。私が本をたよりに作っていたヤンニョンとまったくちがう。大根の千切りやネギの千切りなんかはいれないのである。そのぶん水分が少なくヤンニョンがざぶざぶしていない。なによりトウガラシがちがう。韓国産の濃い色のもの。のりを炊く時の出汁もイリコではなく干しエビ。
キムジャンの日はできたてのキムチと茹で豚をたべる。できたてのキムチも美味しい。



2017・12・10
七星市場


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大邱の七星市場へ。いつも大邱にきたら行っている西門市場ではない。私が日本でキムジャンをするのでトウガラシのいいのを買いたいと言ったものだからこの市場に連れてきてもらったのだ。市場に山と積まれた食材をみていると幸せな気持ちになる。大根の葉を干したものや、ナズナなんかが売られている。
私はここで大量のコチュカル(唐辛子の粉)を買った。もちろん韓国産。中国産も売られていたが韓国産のほうがずっと高価。



2017・12・9
仁川でカンジャンケジャン


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渡韓まえ、天気予報をみていると寒波が降りてきて朝鮮半島はすっぽりとおおわれているではないか。あたたかい下着をシッカリと身につけてのり込んだのだが、ま、寒いと言えば寒いのだが思ったほどではなかった。
今回もあちこちで美味しいものに出会えた。昨年ソウルでカンジャンケジャンを食べたのだが、仁川のほうがお安いと聞いて仁川で今回は食べることを計画していた。仁川「官洞ギャラリー」の戸田さんに食堂を紹介してもらった。カンジャンケジャンはもちろんカキご飯も美味しい。海鮮チヂミにクルビも大変おいしくいただきました。
ユン先生に案内してもらった「プサンシクタン」でたらの鍋をいただく。たら丸ごと一匹はいって、たらこもしらこも入っている。
「草田博物館」を見学した後、南山で山菜の店で昼食。山菜のジョンもおいしい。



2017・12・8
仁寺洞界隈


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「イビス アンバサダ- ソウルインサドン」に泊っている。すぐ前に韓屋が建ち並んでいる。そこだけが都市の再開発から取り残されたように。
1920年に不動産業者がつくった都市型の韓屋住居で、ソウルではここが一番古いという。
しゃれた店が韓屋のままリノベーションしてあちこちにできている。若い人がやってきている。時間があれば入ってゆっくりしていってもいいなと思う。
天道教の建物が冷えた朝くっきりと見える。


2017・12・7
「求里畝」の作品


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2階にアトリエ・求里畝の作品がならぶ。ソウルの仁寺洞のギャラリーに我々の作品が展示されることになろうとは。思えばあれから遠くに来たもんだって感じではある。「針香」のみなさまに感謝、感謝である。私のものなどは拙さが目立ってはずかしい。



2017・12・7
「針香」の作品

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1階の展示室には「針香」のみなさんの作品が展示されている。今回は「伝統のデザイン」がテーマ。1点1点見ごたえのある力作がならぶ。



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オープニング

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6日初日、12時からオープニングパーティ。1階の展示室に食べ物が並べられる。わたしたちは日本からお菓子を持っていく。長野で気に入った「まほろばの月」「えびせん」「金平糖」などなど。「針香」の皆さんが用意して下さった軽食はどれも美味しい。昼食はここで十分に取れる。日本から駆け付けて下さった面々といっしょにうれしくいただく。



2017・12・5
飾りつけ

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第2展示館の2階部分に「求里畝」の作品が飾られることに。先に到着したHさんたちが頑張っている。ひろびろとした壁面をいただいて申し訳ないぐらいである。



2017・12・5
耕仁美術館

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韓国ソウル仁寺洞にある耕仁美術館でヌビの12月6日から展示会が始まる。ソウルの伝統ヌビの研究会「針香」の第6回目の展示会である。私たち「求里畝」も参加させてもらった。仁寺洞のど真ん中小さな公園のような所にギャラリーがある。伝統茶の韓屋もすぐそばにあってホッと落ち着くような場所である。5日、12:45に関空を発って5時まえに耕仁美術館に着いた。