2011・5・31
野の花
季節はずれの台風。早めの入梅。
これでもかと降った雨で畑仕事がはかどらない。
風で倒れた豌豆をカラスがつつきに来る。
やっと育ったズキーニとカボチャの苗を定植した。
綿も藍も育っている。
畔道に薊や庭石菖が咲いている。
カナメモチが白い花をつけた。
2011・5・23
ヌビの入れ物
昨秋、携帯電話を持った。ほとんど不携帯状態であるが。
携帯電話機を入れる袋を作った。電話機と袋をつなぐ紐は組紐をされている方が余った糸で作られたもの。
念珠入れも試作。
慶尚北道の浮石寺に行った時、小さな庵のお坊さんからいただいた念珠はお寺に生えている木の実でつくられている。
2011・5・21
庭の花
気温の高い日がつづいている。
明日は雨の予報で少し蒸す。
が、この一週間さわやかな五月の天気。
アトリエの椅子で午睡。
2011・5・17
アイリス
昼過ぎ突然のにわか雨。気温が下がる。
ジャーマンアイリスがやっと咲いた。苗を植えてから何年もたっているのでどんな花色かわからなくなっていた。
シャガが咲いて、アヤメも咲いた。季節がまた進んだ。
2011・5・16
芹を食べる
農作業をしていると、田圃の隅に芹が。ちょっと時期を過ぎているかなと思いながら食べることに。
コリアンダーをつかったパスタというのが料理本に載っていて作ってみたらなかなかおいしい。コリアンダーもセリ科。それなら芹でもいけるのではと試してみた。コリアンダーほど香りは強くないがおいしくいただいた。三つ葉もセリ科。豚と炒めて酢醤油とラー油で。
イタリアンパセリもチャービルも芹の仲間。小さな白い花が咲く。
2011・5・14
村田肇一さんの猫
十日ほど前、谷町六丁目駅のちかくにある「楓ギャラリー」で『村田肇一 陶展』をみてきた。5月15日まで開催。
陶の猫、みんなかわいい。気に入った猫に名前をつけてくださいということで、我が家の猫の名前「ヒョンビン」とつけた。
2011・5・13
豆の花
ここ三日の雨でまた季節が進んだ。山の藤の花も盛りを過ぎようとしている。
ついこの間まで畑で寒さにふるえていた豌豆。気温があがると一気に伸びて花をつけた。
レンゲやエニシダ、アカシア。豆の花は美しい。
2011・5・12
大正十二年
知り合いの方が私のアトリエの古いパンダチを見ながら、こういうのが好きかとおっしゃる。そして蔵の中の古い箪笥や長持を燃やしているという、なんとも勿体ない驚くべき話。
燃やしてしまうのならとさっそくいただいてきた。
半日かけて汚れを拭き取った。蔵の中で黒くみえていたのが洗ってみると赤だった。
で、箪笥の引き出しに敷いてあった古新聞。
こういうのが出てくると見入ってしまう。大正12年2月1日の日付の大阪毎日新聞。
「二等兵曹が追剥を働く」とか、「娼妓と心中」など興味は尽きない。
「朝鮮経由 内地満州間運転時間短縮 来六月から実施」というのがある。釜山から奉天までの直通列車を走らせるという内容。東京を朝9時に出発し、翌朝下関に着き、海を渡りその日の夕方7時に釜山を出てソウルに次の日の朝6時に着く。ソウルから安東を通って、奉天に満州時間の午後9時50分につくというもの。満州時間というのが良く分からないが、三日かかる。
大正12年というと遥か遠い昔の感があるが西暦1923年、私が生まれた1948年の25年まえのこと。なんだか・・・。
2011・5・7
エビネ蘭
紫木蓮の下でエビネ蘭が咲いた。ドウダンツツジに巻きついたアケビの花穂が垂れている。ガマズミの白い花。
今日は一日畑仕事に精をださなくては。
2011・5・3
八十八夜
きのうは八十八夜。
八十八夜の別れ霜ではなくて黄砂。萌え出たばかりの新緑の山がかすんでいる。
遅咲きのチューリップが咲きそろった。
霜の心配もなさそうなので種をまいた。ホームセンターや種苗店には茄子や胡瓜の立派な苗が売られているが・・・。
藍染めをやろうと藍の種をまいた。2週間ぐらいたって、芽がでてきた。
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