2016・10 of gurim

2016・10・27
藍染め


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なんだか藍甕の調子がいい。うれしくてばんばん染めている。テグの西門市場で買ってきた木綿が良く染まる。いつか染める日が来ると買っていた白生地がけっこうある。藍染めの大風呂敷なんか良いと思うのだが、今どき使うだろうか。




2016・10・22
東京




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一泊で東京へ。何年振りだろうか。連れがあるので安心して地下鉄に乗ったりできる。四谷三丁目にある韓国文化院へ。地下鉄の駅から歩いてそんなにかからない。通りもごみごみしていないし、建物も立派な感じ。1階の受付を通ってすぐにギャラリー空間になる。上階にエレベーターなんかで上らなくてよい。
「訓民正音とハングルデザイン」という展示をやっている。すっきりとした展示。シュッとはしてるけど素っ気無い。ちょっと思うところがあってここにやってきたのだ。ギャラリーのほかにも見学したかったのだが土曜日はギャラリーのみだそうで残念。




2016・10・21
石河俊彦展




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西谷会館展示ギャラリー10月の企画展示は「石河俊彦展」。80代の画家はお元気である。一年前の11月の村の収穫祭でお会いしたときに出展をお願いしたのだ。この夏から100号の大作2点を描かれている。会場には二紀会に発表されていたころの作品も並ぶ。「構成的心象表現」とおっしゃる作品。制作への情熱はいつまでも続いておられる。





2016・10・20
タペストリー展




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京都へ織りの作家、梅本有香さんの展覧会に行く。二条通りにある「一晴画廊」。町家がギャラリーになっている。少し前まで暮らしておられた空間で、畳の間や床の間に展示されている。
松原通りの田中直染料店に行って、画箋堂によって二条まで歩いた。





2016・10・19
藍の花




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畑の藍が花盛り。種が大量にとれそうだがそんなにも要らない。大汗かいて藍の葉を刈り取っていた夏の日がつい昨日のような。その甲斐あって、泥藍もたくさんできた。藍甕には藍が建っている。今まで上手くいかなかったのは泥藍の量が少なかったからだ。
シュウメイギクやピンク系のダリアも今が盛りと咲いている。




2016・10・17
現代美術




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韓国5泊の旅。短いかなとも思うけど、これくらいがちょうどいいかもしれない。帰国する日、宿の近くにある美術館に現代美術を見に行く。路地の向こうに美術館の建物がみえる。路地を抜けるとそのまま美術館の敷地に入っていける。2回目だが今回の方が楽に見られる。なんだかぜいたくな空間。もっと長く居たかったが空港行きのバスの時刻があるのでさっさと出てきてしまった。
耕仁美術館。ここで来年の晩秋、アトリエ求里畝のヌビの展示をする話が進んでいる。




2016・10・13
原州




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原州へ行く。ソウルの江南高速バスターミナルからバスに乗る。「針香」の代表においそがしいのに同行していただいた。原州で染めをやられている方を訪ねるのだ。
原州韓紙の原州だが行ったことはなかった。2時間ほどで着く。もうここは江原道。原州の街はなんだか近代的。染織家さんの工房のあるあたりは20年前に開発されたところだそうで、今また新しい街が建設されているのだそうだ。
工房の裏庭が広くて、干場になっている。これくらい広いといいなと思う。染の体験もさせていただいた。柿渋と藍で染める。
息子さんがバイトしている店に案内していただいた。江原道の郷土料理だというジャガイモ料理がおいしい。街に緑がうまく取り入れられていて窓の向こうは森のようだ。
短い時間であったが温かく迎えてくださり、感謝。




2016・10・11
ソンイボソッ




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「英陽郡の山では松茸(ソンイボソッ)がとれるのでそのころに一度いらっしゃい」というスニムの言葉を忘れてはいなかった。日本よりはすこし早目に松茸は生えてくると見込んで九月の末を訪問の時期に選んだ。
はたして、松茸はわたしたちをお待ちしてましたと言わんばかりに、ある。
スニムは一本の松茸を四つに割いて私の口元に。えっ、生で。口の中に松茸の香りが広がる。
夕食の膳。割いた生の松茸を野菜に巻いたりして、胡麻塩につけて食べるのだ。牛肉と炒めた物も。松茸ごはんも食べたいと厚かましくも言ったからか朝食は松茸ごはんと松茸入りのお汁。




2016・10・10
六岑スニムの庵




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六岑スニムの庵に着く。大邱から来るとけっこうな距離である。リンゴが鈴なりの畑を抜けると竹垣の小さな門。スニムが日本的になったでしょうとおっしゃたのはこのことか。お人柄か野菜畑が美しく整えられている。
縁側に座って山を眺める。松茸が採れるという山はどのあたりだろうか。


2016・10・9
祭り




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夜中激しい雨。今日は村の祭り。太鼓の巡行はだいじょうぶだろうかと雨音に耳を澄ます。明けて雨はやむ。十時ごろ家の前に太鼓がやってきた。ことしは若いかき手が多い。
黒豆をつまんで酒を飲み、少し休んで太鼓はゆるゆると遠ざかっていく。


2016・10・9
染織家




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英陽郡のスニムの庵に出かける日、郵便局から大量に買い込んだ布を日本に宅配でおくり、染織家の工房に向かった。英陽郡に向かう道にあったのか、寄り道をしたのかはわからないが、人里離れた感ありの道路端に工房は建っていた。なんだかおしゃれなつくり。知的な印象の女性でこちらの質問に的確に答えてくださる。シジュンさんの親しいものづくりの仲間でいらっしゃる。
料理の腕がわかるおいしいお昼をいただく。
墨染の材料があったのであつかましくも譲っていただいた。方法もよくわからないが挑戦しなくては。


2016・10・8
キュバン工芸作家




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西門市場からキュバン工芸作家さんのアトリエに行く。オートバイの専門店が並ぶ通りになぜか「伝統針線文化院」の看板が出ている。2階のアトリエで惜しみなく見せていただく。

2016・10・7
西門市場




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シジュンさんの案内で大邱市内の西門市場へ行く。「マポ貿易」という生地やにいく。モシもミョンジュも木綿もなんでもある。ソウルの広蔵市場よりも店内が広くて買い易い。たっぷり買ってしまう。
西門市場に来るのは三度目。市場は歩いているだけでやっぱり楽しい。
テンジャンチゲがおいしい店にはいる。

2016・10・6
アトリエ




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シジュンさんのアトリエ「書画談」ギャラリーからみおろした景色がいい。隣家の野菜畑がなんだかなつかしい。こんなかたちで食べる分だけ作って世話したい。
アトリエでシジュンさんが入れてくださるお茶をいただく。
ギャラリーの中には夫人ミンスさんの新作も並ぶ。来年9月、お二人は京都法然院で展示会を開かれる。

2016・10・5
大邱へ




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9月の末から韓国に行く。夜8時に関空をたって9時過ぎには大邱に着く。大邱のちかくの星州のシジュンさんのところでお世話になる。
翌朝散歩する。小さな集落の向こうにチャメ(真桑瓜)の畑が広がる。小学校の校庭にはテントが張られ万国旗が。今日は運動会のようだ。日帝時代の教育政策の名残がこんなところにも。
この長閑な星州のチャメ畑に北朝鮮のミサイルの脅威にそなえて迎撃ミサイルが配置されることが発表された。シジュンさんたちは反対運動に参加しいそがしい。