2011.09 of gurim

2011・9・27
藍の花





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藍の花が咲いている。陽が落ちるとひんやりとしてくる。種を採って来年はもっと藍の作付を増やそうと思う。




2011・9・25
ギャラリー「花いろ」





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京都、哲学の道沿いにあるギャラリー「花いろ」にいく。ポチ袋展2011。入ったすぐのところに私のポチ袋が展示されている。木版、シルク、手描き、立体、さまざまなサイズのポチ袋が並ぶ。

近くの「ギャラリー高野」で年代物の木版ポチ袋の展示が同時におこなわれているので見る。役者絵のポチ袋がすばらしい。ポチ袋の小さい画面に確かなテクニックで色鮮やかに摺られている。まったく手抜きがされていない高い密度。

彼岸のさわやかな天候。京都市美術館で40分待ちのフェルメール展を見る。一番奥の部屋にフェルメールが三点。
『フェルメールからのラブレター展』と銘打った展覧会。当時のオランダ市民社会の通信事情が説明されている。手紙を折りたたんで蠟で封印する手順のパネルも展示されている。使わずに持っているその蠟をこんど試してみようか。


2011・9・24
ヌビ新作眼鏡入れ





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月一度のヌビ作業日。今月からヌビをやりたいという方が一人参加されて4人でヌビ制作。

藍の生葉の青、インド茜の赤、梅のベージュ。蓋のないほうが使い易いかもしれない。



2011・9・23
木版小品





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台風が去って晴天。気温も下がった。二日ほど雨だったので畑もできず版画制作。ずっと前から描きたかったケシの花。ポチ袋と絵葉書に。



2011・9・19
綿畑





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今年は綿の生育がいい。実のはじけたのもある。台風の雨のあと伸びて咲いた花が実になるころは寒くなっているかもしれない。



2011・9・17
泥藍はできるか





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藍の葉を水につけて四日、インディゴが溶け出してきた。藍の葉が腐ってにおいがする。
消石灰をいれて撹拌する。色が変わって藍の色になる。これでいいのかな、心配。




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なんだか藍が建ったようになってきたので試しにモシを入れてみると淡いブルーに染まった。
インディゴが容器の底に沈殿していくはずなのだが。



2011・9・16
泥藍をつくる





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8月に刈り取った藍がまた伸びてきた。安東の崔先生によると、藍のあとに白菜をうえると虫がつかないのだそうだ。
そろそろ白菜も定植しなくては。藍を刈り取って泥藍を作ることに。7月に安東の染色研究所で見たのを思い出しながらやってみることに。

藍の葉を刈り取りネットにいれる。容器に水を入れる。藍の葉が腐食しインディゴが出てくるのを待つ。



2011・9・11
篠山「恵山」





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篠山のギャラリー「恵山」へ。
まだ暑いが確実に秋。道中、稲田の黄金色が美しい。

取り寄せをお願いしていたものの受け取りのついでに絵葉書とポチ袋を置いてきた。この春からヌビと版画作品をギャラリーに置いてもらっている。

ここの土間に築かれているかまど。漆喰を磨き上げて作られている。みごとな左官の技術を見ることができる。

篠山の築百五十年の古民家を改築した空間は心地いい。今日は障子を開け放なしてあったので座敷からの眺めがいい。









2011・9・6
里の秋





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台風が去って、いきなりの秋。
きれいな青空を見ていて視線をずらすと栗のいがが口をあけている。もしやと思い栗の木の下に行くと落ちている。え、もうそんな季節かと。猪に食べられる前に拾わなくては。



静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は・・・・



栗ごはんを炊き、栗をゆでた。




2011・9・1
ポチ袋展





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ポチ袋展に出展するためポチ袋を持って昨日京都に出かけた。台風が来る前の蒸し暑い日。できるだけ汗をかかないようにゆっくりと歩いた。「哲学の道」の近くのギャラリー。いつもはせかせかと歩くのだがバスに乗る。フェルメール展をやっている美術館の前をバスは過ぎて銀閣寺の近くで降りる。

締め切は九月になってからとのんびりしていたから要項にある8月末必着をみて慌てた。20種類の図柄を摺って袋貼り。

9月21日(水)~9月26日(日)午前11:00~午後5:00  私のポチ袋は「哲学の道」沿いの『ギャラリー花いろ』(京都市左京区鹿ケ谷桜谷町47)に展示される。販売もしていただけるとか。

せっかく近くまで来たのだからと銀閣寺へ。大文字のすぐ下にある。中学校の修学旅行で行ったのは金閣寺。一回来たような気もするがはじめてのような気もする。手入れの行きとどいた庭には草一本ない。参道のちりめん細工の店。こんな値段なら作った者にはいくらもわたらないだろうと思う。