2013,10 of gurim

2013・10・25
修徳寺へ




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瑞山の磨崖仏を見終えて、近くの修徳寺に行く。曇っていた空から雨が今にも落ちてきそう。農協と教会のある村を通っていく。

修徳寺は大寺で観光バスがつぎつぎとやってくる。ここからソウル行きの直通バスが出ていると教えてくれた食堂の山菜ビビンパはなかなかおいしかった。パンチャンの量が多い。トトリのムとトトリのジョンがおいしい。






2013・10・24
瑞山磨崖三尊仏




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慶尚北道案東から忠清南道瑞山へ。半島を横断する。瑞山の磨崖三尊仏を見に行くのが今回の旅の目的の一つ。
瑞山の街は思ったより大きいが、磨崖仏は街から田圃を抜けて山の中に入っていったところにある。

清らかな流れにかかる橋を渡って石段を上っていく。シマリスが目の前をよこぎる。急な石段をのぼりきったところに三尊仏があらわれた。想像していたよりも大きい。小さな小屋の中に納められていると思っていたのでちょっと驚く。

「百済の微笑」とよばれている。厚めの唇でほほえみながら釈迦如来が語りかけているように思えた。

僧侶が朝のお勤めをしている。木魚の音と読経の声がつづく。






2013・10・23
墨染めに刺繍




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英陽郡まで安東から車を出してくださったユン先生が台所に立って米を研ぎ出して、スニムは畑でサンチュを摘んでいる。お昼をいただく。しみじみとおいしい。

お膳の下にしかれた墨染めの布に注目してしまう。白い花弁の菊の刺繍がある。私が刺したものですとスニムははにかんだような笑みでおっしゃる。

安東のユン先生の工房にもどって、私は刺繍を習った。

スニムはわたしたちを山から林檎畑を通ってはっきりと道とわかる道まで送ってくださった。






2013・10・23
辻朋幸の鉛筆画




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地域利用センター西谷会館の10月の企画展示がはじまった。『精緻
辻朋幸の鉛筆画』。アクリルのフレームを使う。蔵の板壁がすけてみえておもしろい。あまりにも細かく妥協を許さない描写におどろくばかり。いろえんぴつを使った鳥の新作がいい。






2013・10・22





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2ヶ月かけてスニムが建てられた庵。二部屋と台所。これだけあればいいのだ。

畑もこれだけあればいいのだ。コチュとエゴマ、トマトにナス。白菜とサンチュ。

林檎をむいて、裏山で採ってきた栗もむいてくださる。久しぶりにいただいた生の栗。小ぶりの柴栗は甘い。お茶をいただきながら書の話をする。良寛、井上有一。






2013・10・21
庵に行く道




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慶尚北道 英陽郡の山の中に庵を建て住まわれているスニムを訪ねる。安東から北東の方向にある隣の郡。
人家がなくなって、車がやっと通れる道を山の中に入っていく。山裾にコチュと林檎の畑がつづく。
車を置いて、雨で少し濁った谷川に沿って歩いていく。足元には白や黄や紫の菊が咲き乱れる。迎えに近くまで出てくださったスニムが花の道とおっしゃる。林檎畑を抜けたところに庵が見えた。






2013・10・20
崔先生の藍染研究所




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泥藍はできたが、発酵がうまくいかなくて藍が建たない私は、安東に着いたその日さっそく崔先生を訪ねた。私のなかではっきりとしていなかった温度管理など詳しく聞いた。来年はもっと藍の作付け面積を増やさねばと思う。

崔先生の藍畑と野菜畑をみる。日暮れ方の畑は藍の花盛り。先生の白菜はぶりぶりに育っていた。

機織も始められていた。大麻の繊維から糸を績み藍染して機にかけて織るまで全部自分の手でやられている。





2013・10・19
清涼里から安東へ




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夜に仁川に着いた。明けて、列車で安東に向かう。安東にはソウル駅からではなく清涼里から乗る。
清涼里の駅は新しくなっていて、10年前ここから春川に行くときよく来たが、あのころの薄暗くてごちゃっとした、地方からソウルにやってきたという感じがなくなってやたら明るく天井が高い。
駅前広場に置かれた現代彫刻はみごとに露店にまぎれこんでいた。

安東までは列車だとムグンファ号で3時間20分。からっとした上天気。駅構内が広い。今は自分の庭には植えなくなったサルビアが赤い。



2013・10・10
木版画新作




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昨晩からがんばって、一点木版画を摺り終えた。今日の午後韓国に出発するのであせりながらなんとか。
台風は恵みの雨を与えてはくれず、畑はカラカラのまま旅立たねば。大根が太らない。



2013・10・6




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やっと白菜を畑に定植。近所のおじさんが「いい苗やな」といってくれるがカンカン照りで畑はカラカラ。うまく育つだろうか。庭の藤袴が見ごろ。ダリアも秋の花色は冴えている。



2013・10・2
出雲



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出雲へ。60年に一度の遷宮だとかでにぎわっている。境内のすぐそばの博物館には荒神谷出土の銅剣がずらりと並ぶ。銅鐸もかなりの数。