About of gurim

求里畝について


宝塚市 大原野の地に家を求めて25年を過ぎました。すぐ東には竜王山、夕日の沈むあたりに羽束山。美しい山里です。母屋の東のわずかな土地に、木版画とヌビのアトリエ・ギャラリーをつくりました。

ハングルで 그림 (クリム)は「絵」という意味の名詞です。絵を描くことが中心の生活でありたいという願いを込めて「クリム」という名をつけました。「クリム」という音にかってに漢字をあてました。求 里 畝。山里の田畑の畝がくっきりとした陰影を見せると、それは韓国の刺し子 누비(ヌビ)をおもわせます。韓国の伝統工芸であるヌビも続けていきたい作業のひとつです。ほかにもやりたいことが・・気が多いのです。どうしてハングルなのか。それはもうかれこれ40年ほど前から、韓国の美しいものにはまってしまっているからです。木版画とヌビにかぎらず、このアトリエで気のむくままにあれこれと制作していこうと思います。できたものはギャラリーに置きます。気軽にのぞいてみてください。

縁あって藤田宜紀建築設計事務所の藤田宜紀氏に設計をお願いしました。氏は私の韓国への傾倒ぶりを知り、一緒に韓国の建築を現地に見に行くという入念なみちのりを経て、アトリエ・ギャラリー求里畝を形にしてくださいました。2007年7月竣工。施工は(株)トータル。韓国のチョガチプ(藁ぶき家)のような丸みを帯びたラインが、ぬくもりを感じさせる建物になりました。





ハルシャギクハルシャギクのころ
山桜山桜のころ

アトリエアトリエ南入口
アトリエアトリエの中
霧霧の朝
conv0008.JPG雪の日
conv0020.JPG大原野遠望
ギャラリーギャラリー棟
ダリアダリアのころ
ストーブストーブ
ねこヒョンビン
アトリエギャラリーとアトリエ
池ちかくのため池
トマト夏野菜の収穫
夏夏の終わり
ひなげしひなげし