2017・8 of gurim

2017・8・27
木版画展 西谷

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23日から27日まで、木版画展を西谷会館で開く。4月に楓ギャラリーでおこなったものを私の住む村でやったのだ。古い蔵を使ったギャラリーの空間に置いてみるとまた違った感じになる。作品数を減らして贅沢に飾ってみる。




2017・8・21
入船山記念館

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旧呉鎮守府のあった入船山記念館に行く。港の方にぶらぶら歩いて行くと松並木の道がある。その道をゆるゆると上っていくと木立に囲まれた小山がある。旧呉鎮守府司令長官官舎が残されている。地元のボランティアの案内で見学して回る。明治の建物がきれいに残っている。呉の空襲でもここは攻撃されなかったのだそうだ。戦後アメリカ軍が使っていたのを元通りに修復して保存している。金唐紙と呼ばれる壁紙がはられている。美しさに驚く。この紙の制作技術保持者はたったのお一人だと聞く。




2017・8・20

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8月も盆を過ぎてから 呉、広島に行く。
「この世界の片隅に」の舞台となったのが呉だとは知っていたが、そのアニメも原作本も見てはいなかった。行く前に俄かにその知識を詰め込んだ。「この世界の片隅に」のロケ地マップというのもあって、それをたよりに呉の街を歩いた。軍港として明治期に新しく作られた街は道路も広く整然としている。高いビルがなくて風通しがいい。なんかいい。すっかり気に入ってアニメに出てくる倉や、石段とか「すず」が住んでいた家の面影をもとめて坂道を登ったりした。
街を見下ろす灰ケ峰から呉の街を見下ろす。軍事施設があったからだろうか頂上まで車で上っていける。




2017・8・11
好好展

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9月4日(月)~10日(日)まで、京都 法然院で 韓国星州の書刻作家 時中イ ヨンス氏の作品展が開かれる。
その案内DMが出来上がってきた。「好好展」と題されている
少し前の蒸し暑い日法然院に下見に行ってきた。濃い緑に包まれた境内の中の講堂がギャラリーになっている。山の冷気に法然院は包まれて市中より涼しい。

2017・8・10
絵本

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ソウルの書店に入るとやっぱり絵本売り場をのぞいている。今回はこの絵本にであった。韓国では猫が犬ほど好まれてはいないように思える。このごろは少し変わってきたかもしれないが、すこしまえまでは猫といえば泥棒猫という扱いだったように思う。
廃屋に住みついていた猫の一家が開発によって一帯がとりこわされ、棲みかと家族を失った子猫の物語である。
猫の絵がいい。

2017・8・9
ハンジュンマク

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チムジルバンは何度か行ったことがあるが、ハンジュンマクは初めてだった。 星州のハンゲマウルを散策した後、刻字作家シジュン氏が案内して下さった。
良くドラマのなかで拉致されて怪しげな倉庫に閉じ込められるというのがあるが、星州のハンジュンマクはそんな倉庫が建っていそうな斜面を下った窪地にあった。
低温、中温、高温、超高温の部屋に分かれている。囚人服のようなものに着替えて低温の部屋から入っていく。汗だらだら。外に出ると蒸し暑い気候なのに何と爽快なことか。体の中から良くないものが汗と共に出て行ったすっきりとした感じになる。
外に出て涼んでいるとワンコがじゃれついてくる。可愛い。

2017・8・8
時中さんの作品

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号は時中、名は李永守さんがこの9月に京都の「法然院」で展覧会を開かれる。刻字、韓国では書刻の作品を中心にした展示である。アトリエクリム協力でお手伝いしている。その最終の打ち合わせで星州にやってきた。
私は、以前から時中氏の韓国の状差しの作品が気に入っている。法然院でも是非展示してほしいと頼んだ。わたしが手に入れたいとも思っているくらいである。
9月4日~10日までの開催。

2017・8・7
ハンゲマウル

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「韓国の伝統の村に行く」という2004年に韓国で出された本を持っている。今回の韓国行きで河回や良洞ではなくてそんなに名の知れたところではないが韓屋が残っているようなところに行けたらと思っていた。本をペラペラとめくっていると「ハンゲマウル」という村が載っている。よく見るとなんとお世話になっっている刻字作家さんの住まいのある星州ではないか。これまで星州には何度も来ていたのに気が付かなかったし、だれも「ハンゲマウル」の話題はしなかったのだ。
雨のポツポツ降る中やってきた。思っていたより保存状態がいい。土塀にすっかり魅せられてしまった。
おじいさんが、家の中から「お茶でも飲んでいかないかい」と誘って下さったが時間が無くて残念。庭がガーデニングって感じにまとめられていてなんかいい感じ。土塀にバラなんかからまっていてそれもしっくりといっている。
こんどまた春か秋の良い季節に来てみたい。

2017・8・6
大邱へ

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ソウル駅からKTXに乗って東大邱へ。ホームから雨に煙った南山タワーがみえる。あっというまに大邱に着いた。
西面市場に出かけて、「マポムヨク」で生地を買う。中国製だがもう手織りのものはなくなりますよと言われて綿布を仕入れる。
伝統針線工芸作家さんの工房「彩談亭」を訪ねる。今回が2回目だが、あたたかく迎えてくださる。
市場でスモモを買う。ひと山500円。種が小さくて甘い。私は韓国のすももに目が無い。
星州の刻字作家氏のお宅で旅装を解く。

2017・8・5
大衆食堂

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韓国の大衆食堂はどこに行っても開放的なつくりになっている。通りから店の中が良く見える。ここは客がよく入っているというのがわかる。座敷に上がって座り込むというスタイルも多い。すわりこむとなんだか落ち着く。隣の客が食べているものをちらちら見ながら待つのもいい。

2017・8・4
歩いていると

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ここのところ一人で動くときは特に目的が無いことが多い。宿の近くをとぼとぼと歩いている。それでもいろいろ目に入ってきて楽しい。
黄色の菊のような花は何という名だろう。韓国に来るとよく見かけるのだが。うちの庭にも植えてみたいと思う。 良い色合いの壁。見とれてしまう。
バス停に貼ってあったミュージカルの広告。どこでやってるのだろう。

2017・8・3
古美術の店

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古美術の店にいく。通りから少し入ったところにあって今まで来たことが無かった。セクシルヌビの古いものがある。手つむぎ手織りの綿布もある。古いものでつくられてから70年ほどたってますとおっしゃる。70年・・・私の年齢である。なんだか。
民画もある。小ぶりのサイズで良い感じ。描かれた人物もいい。

2017・8・1
ギャラリー

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大学路のトンスンアートセンターの中にあった「꼭두博物館」が北村に移ったといわれたので行ってみることにした。北村の街角に立って観光案内をしてくれる人に聞くと観光地となった北村のどまんなかの韓屋のひとつがそうだという。
ぶらぶら坂道を登って行こうとしたら良い感じのギャラリーが。のぞいてみる。なかなか達者な絵がかかっている。ちいさな韓屋。ギャラリーの名も「ギャラリー ハノック」。 肝心の移ってきたという「コットウ博物館」はなさけないものになっていた。あの膨大な蒐集物はどこにあるのだろうか。数体ほど並べられていて、そのケースの前に土産物がならんでいて、もう悲惨な状態ではあった。
現代美術館ソウル韓に寄る。ここにくるといつもどっと疲れて、無性に腹立たしくなる。こなきゃよかったと無駄に大きな空間をあとにする。