2014.6 of gurim

2014・6・23
상주




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安東から車で1時間半ほど走っただろうか。田園地帯の中に街が見えてきてそこがサンジュというところだった。韓国で絹を織っている唯一の街なのだそうだ。立派な絹織物の博物館ができていた。お昼時に着いたのだが、なんと職員の男性は「食事をしてくるのでどうぞご自由に見学してしてください」と言って出て行ったのである。
サンジュにはミョンジュというヌビに使う絹を買いにやってきた。ユン先生が連絡をしてくださっていたので、織り元の主人が待っていてくれて、かろうじて稼働しているような工場に案内してくれた。
主人はつぎに住居兼倉庫のようなところに案内してくれて、そこでミョンジュを買った。
かっての一大産地だった面影はなく、細々と続けているといった感じのその主人が出してくれるミョンジュの在庫の山の中から選んで買った。






2014・6・20
ヌビのコート




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ヌビのコートができあがった。安東のユン先生の工房で襟の付け方を教わった。袖をつけて、脇を閉じた。1999年の「銀花」に載っていた金海子さんのトゥルマギを見てから15年。あれをつくりたいと念ずればいつかはその日がやってくる。満足のいく作ではないけれど。次は丈の長いのをやってみよう。






2014・6・18
みやざき ひろパステル画展




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みやざき ひろさんのパステル画展がはじまった。29日まで、西谷会館展示ギャラリー。

「裁縫箱を部屋のあちこちに持ち込んで針仕事を楽しむように、私はパステルと戯れて暮らしています。膝にのせた画材盆一枚が、日々のアトリエ空間。足もとには永遠の天使でもある心身障害の愛娘まきこが、寝ころがっています。口もきけずに澄んだ瞳で私をみつめています。彼女の細い指の間からこぼれおちる熱い涙を拾いあつめ拭いあつめて、ちいさな作品にちりばめているのかもしれません。真実、わたしの絵は娘が懸命に生きている生命の結晶におもえてなりません。」  詩画集あとがきより






2014・6・16
英陽郡




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やっぱり道に迷いながらスニムの庵にたどりついた。今回もリンゴ園の主人が車で待ってくれていた。申し訳ない。
野ばらの白い花と木苺がむかえてくれる。お昼にコンクッスをいただいて、森を散策し、スニムが採ってきた薬草茶をいただいた。小部屋二つと炊事場だけの庵の中はまさに明窓浄机。

三十年以上着たというヌビを見せてもらった。




2014・6・15
ケシ




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やっぱりこの季節はケシの花。麦秋。麦畑は見なくなったけれど。紫外線の強そうな6月の晴れた日の午後に赤い花がゆれるのがいい。




2014・6・14
小劇場公演を観る




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若者があふれている。そんなテハンノで演劇を見ることに。インサドンの宿からぷらぷらと歩いた。幸い陽ざしはなくすずしい。
ビルの5階の100人ほどの座席の劇場。「ルームナンバー13」という劇。
一番前の席だったから2メートルほどの近さで役者が演技している。熱演である。役者のシャツとスーツの色が汗でかわっていくのがわかる。日曜昼の3時からの観劇、けっこう楽しめた。




2014・6・13
釜山駅前広場




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釜山駅からKTXに乗ってソウルに行く。駅の裏からすぐ港が見える。駅前広場にセオル号で犠牲になった方への焼香所が設けられていた。
テントの中には「ごめんなさい 忘れませんから」と書かれていた。




2014・6・12
六月の庭




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十日経つと庭は様変わり。韓国から帰ってきてみると青い花の咲いていた庭はケシの赤とカラーの白が目立つ。