モンテガビーノ

嵐のような夕立の中、モンテガビーノの宿に着いた。前の宿のコッレルンゴという村から少し南、オルビエートに近い。くねくねと丘を越えてやってきた。午後になると毎日のように夕立がやってくる。この日はまともに夕立の激しい降り。大家さんが傘を持ってやってきた。ローマにも家があるという老夫婦。すぐそばに住んでいる。 ベットルームが一つ、キッチンとバストイレ、洗濯機もある。一人で滞在するには十分。今度はオリーブ畑の真ん中に建物がある。   一夜明けて辺りはすがすがしい光に満たされ、窓を開けるとオリーブの木。近くの丘の上の集落が見える。





















すぐそばに見えている丘の上の街は歩いて行ってみると片道25分ほど。急ぐこともない、のろのろと誰にも逢うことなく丘の上に着いた。街は静まり返っている。ダビンチの自画像そっくりの老人が椅子に腰かけていたりする。

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