コッレルンゴ

コルトーナのあるトスカーナ州からウンブリア州に移動した。アッシジの街から眺めた谷というには広すぎる土地を西の丘陵まで横切り、人家のまばらな村のポツンと一軒家のような宿に着いた。車一台やっと通れるような地道を少し下ったところに建物が建っていた。建物の周りの雑草は刈り取られたばかりで、客が来るので慌てて刈りましたといった感じ。オリーブ畑の中と思っていた畑は胡桃の畑のようで手入れは行き届いていない。ここで一週間過ごすのかと思うと、ちょっとなあという気持ちになってくる。息子はお父さんがこういうところでゆっくりとスケッチをしたいと言ったからというけれど。   コルトーナほど野の花が多くないなと車の中からは見えたけど、歩いてみるとなんと道端の花の豊富なこと。コッレルンゴという村の人里離れた宿でスケッチするしか他にやることがなかった。
































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