フェデリーコの宮廷でピエロデラフランチェスカも活動している。ピエロデラフランチェスカの生まれたサンセポルクロとは近くである。フィレンチェのウフィツィ美術館にある特徴的な鼻のフェデリーコの肖像がピエロデラフランチェスカの絵を見た最初だったように思う。それはダビンチよりもボッチチェリよりも印象に残った。ウルビーノに来たのもピエロデラフランチェスカの「キリストの鞭刑」と「セニガリアの聖母」を見るためである。 ドゥカーレ宮殿は国立マルケ美術館になっている。15年前に来た時はがらんとした部屋にピエロデラフランチェスカの小さな2点の作品が並んでいたのだが、今回美術館内は新しくなっていてとても鑑賞しやすくなっていた。












