山に入って行く。急峻な山塊が迫ってくる。ここもイタリアなのか。見えてる山々はアルプスと呼ばれる山なのか。遠くに雪をかぶっているのか、氷河なのかわからないけれど白い山が見えているアオスタという街につく。この街は初代ローマ皇帝アウグストゥスのころローマ人によって作られている。街のあちこちにローマの遺跡がある。9月半ばの日差しの強い一日、帽子もなく、もちろん日傘もなくローマの遺跡を訪ねて歩き回った。ロマネスクの壁画が残っているサントルソ教会のことは本で読んだことがあったが、すっかり忘れていて行かずじまいだった。












