この春3月の末から一週間ほど韓国の大邱に行った。大邱の空港に着いた日本人は数えるほどで、帰りも同じだった。大邱は韓国で3番目に大きな街である。大邱の大きな市場、西門市場の近くに宿をとったのだが、道端でハルモニが摘んできたばかりのヨモギを売っていたりと、韓国を旅行していてよく見た景色がまだ残っているような。 大邱の北のあたりは山火事が続いていて、空港からは消防ヘリがタンクをぶら下げて飛び立つのが見える。
大邱に何しに行ったかと言えば、ヌビを教わりに行ったのである。布の裁断から綿を入れて、あとはヌビをすればいいところまで、先生の工房で教わったのである。アーそうなんだということがいっぱいで、本当にありがたい時間を過ごしたのである。大邱は桜がもう満開だった。 日本に帰って来てから5月になってやっとヌビを終えてヌビのマゴジャができた。マゴジャはチョゴリの上に着るもので、羽織のようなものだとか。


作り方を忘れないように、もう一点作った。